- スマートリモコンについて知りたい人
- Amazonアレクサの便利機能について知りたい人

こんにちは。
Apple信者にも関わらず、AIスピーカーはAmazonのアレクサを活用しているはしゅです。
皆さんはスマートリモコンをご存知でしょうか?
Amazon アレクサを利用している人でも、スマートリモコンについてはよく知らない人も多いのではないかと思います。
個人的には、アレクサの真価はスマートリモコンと連携させてこそ発揮されると思っています。
実は、アレクサとスマートリモコンを連携させると、スマート家電ではない普通の家電でも声による操作が可能になります。
私自身、これらの機器を導入してから、生活がより便利で楽しくなったと感じています。
今この記事を読んでいるあなたも、これらの機器を上手く活用することで、ライフスタイルが変わるかもしれません。
今回の記事では、私が実際に使っているAmazonアレクサとスマートリモコンの使用感についてレビューしていきたいと思います。
Amazonアレクサとは
初めに、Amazonアレクサについて説明します。
アレクサは、Amazonが開発したAIアシスタントです。
Amazon製のスマートスピーカーであるEcho端末や、テレビに挿すだけでストリーミングサービスが利用できるようになるFire TV端末などにはこのアレクサが搭載されています。
Amazon公式では、以下のようにAmazonアレクサについて説明しています。
「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気のチェック、テレビや照明の操作など様々なことができます。
Amazon公式サイト
Alexaで毎日がより便利に楽しくなります。
冒頭でお話しした通り、私自身もアレクサのおかげで、生活がより便利に、より楽しくなったと感じています。
しかし、声で操作するとなると、何か気恥ずかしいという抵抗感があったり、音声認識の精度に疑問を感じるという人がいると思います。私自身も少し前まではそのように思っていました。
ですが、今の私の個人的な意見としては、AIを用いた音声認識の技術は日進月歩で進化しているため、あまり活用したことがないという人にこそ、この便利さを体験してほしいと強く思っています。
リモコン操作のいらない家電操作は、想像した以上にストレスフリーな生活の実現に貢献してくれますし、生活を楽しくしてくれます。
はしゅが使っているアレクサ端末
私は現在一人暮らしをしているのですが、1つの部屋に「Echo Dot」と「Echo Show 5」の2つのAmazon製のスマートスピーカーを置いています。
2つ置く理由は、音声認識の精度が上がるからです。
ここでいう音声認識の精度とは、大きい声を出す必要なく音声が認識されるという意味です。
アレクサの音声認識はかなりの精度なので、1つのスマートスピーカーで部屋1つ分くらいは対応できますが、やはりデスクにいるときにベッドに置いてあるスマートスピーカーに向けて命令するとなると、そこそこ大きい声を出す必要があります。
2台のスマートスピーカーを組み合わせることで、この問題を解決することができます。
2つのスマートスピーカーを組み合わせる方法については、「Amazon Alexa」上のアプリからスピーカーグループの「部屋」に2つのスマートスピーカーを設定します。

後は、アレクサの方で自動的にそれぞれのスマートスピーカーが競合しないように動作してくれます。
ディスプレイのあるEcho Show 5と、ディスプレイのないEcho Dotでは使い勝手は異なるので、好みに合わせて選定していただければと思います。
はしゅがアレクサを選ぶ理由
ここで、Apple信者の私がApple社のAIアシスタント「Siri」ではなく、Amazon社の「アレクサ」を使う理由を説明します。
先ほど音声認識の技術は日進月歩と言いましたが、AIを駆使した最近の自然言語処理はエンジニアの私としても本当にすごいものだと感じています。
一昔前までは、音声認識というと、ある決まったフレーズに対してしか対応できなかったり、背景にノイズとなる音声が載っていたら認識できなかったりといった課題がありました。
この点、Siriもアレクサも各社の高い技術力で、これらの問題を解決した機能を市場に展開しています。
では、どこが違うのか。
結論を言ってしまうと、対応する機器の多さが違います。
アレクサは、「アレクサスキル」というサードパーティ向けのソフトウェア開発キットを提供しています。
SiriもiOS10より「SiriKit」というサードパーティ向けのソフトウェア開発キットを展開していますが、アレクサと比べて後発だったこともあり、SiriKitに対応したアプリはアレクサほど多くありません。
私自身もApple社のスマートスピーカーである「HomePod」には期待をしていますが、対応するスマートリモコンも少なく、移行を検討するほどのメリットを感じていないのが現状です。
スマートリモコンとは
次に、スマートリモコンについて説明します。
スマートリモコンとは、家電のリモコンのボタンを押した時の赤外線信号を学習して、スマートフォン等のアプリから家電を操作できるデバイスです。
つまり、スマートリモコンを導入すると、スマート家電のような対応機器に買い替える必要なく、既存の照明器具やエアコンをスマート家電化することができます。
スマートリモコンのメリット
私が思うスマートリモコンの最大のメリットは、インターネット経由で家電を操作するので、スマートフォンさえあれば家電の操作が可能な点です。
つまり、自分が家に居なくても、スマートフォンのアプリから自分の部屋の家電を操作することができます。
これは非常に便利ですし、革新的です。
例えば、外出した後に、部屋のエアコンの切り忘れに気づいても、手に持っているスマートフォンから部屋のエアコンの電源を切ることができます。
もちろん家にいるときでも、テレビやエアコンのリモコンをいちいち探して、手に取って操作するといった手間がなくなりますので、便利であるのは想像しやすいと思います。
はしゅが使用しているスマートリモコン
スマートリモコンには温度センサや照度センサといった様々なセンサが搭載されています。
私が使用しているLiveSmart「LS Mini」というスマートリモコンも上記の温度センサ・照度センサを搭載しています。
これらのセンサを搭載していると何が良いのかと言いますと、部屋の環境情報をリアルタイムで確認できます。
例えば、外出中でも部屋の温度をスマートフォンから確認できるので、必要であればそのままスマートフォンからエアコンをつけることができます。
また、このような部屋環境に応じた家電の制御をAIが自動で行ってくれる機能もついており、外出先から帰宅した時に暖かい部屋が迎えてくれるといった使い方も可能です。
これだけでも非常に便利なスマートリモコンですが、アレクサ等を搭載したAIアシスタントと連携させることでさらに真価を発揮します。
アレクサとスマートリモコンの連携
前章でスマートリモコンのメリットを説明した際に、「リモコンをいちいち探して、手に取って操作する必要がない」と言いました。
確かに、スマートリモコンからの家電操作にはこれらの手間が発生しないわけですが、「スマートフォンを開いてアプリを立ち上げて家電を操作する」という新たな手間が発生してしまいます。
これを解決するのが、アレクサとスマートリモコンの連携を活用した「音声認識による家電操作」です。
スマートリモコンは家電リモコンの赤外線信号を覚える機能に加えて、スマート家電を接続する機能も有しています。
つまり、アレクサを搭載したスマートスピーカーをスマートリモコンに接続することが可能なわけです。
一般的に、多くのスマートリモコンはアレクサスキルを搭載しており、アレクサとの連携が可能な製品がほとんどです。(Siriと連携しているスマートリモコンの少なさよ。。。)
これを利用して、スマートリモコンからアレクサを経由して家電を操作するといった運用ができます。
すると、どうなるでしょうか。
音声から家電を操作することができるので、スマートリモコンの弱点であった「スマートフォンを開いてアプリを立ち上げる」といった手間をなくすことができます。
リモコンいらずの家電操作は非常に快適です。
「アレクサ、テレビつけて」「アレクサ、電気つけて」「アレクサ、エアコンつけて」
これらの家電操作が、スマート家電ではない既存のテレビやエアコンで可能になります。
何か作業をしながらでも声だけで家電を操作できる快適さは一度は体験してみてほしいです。
生活が変わったと感じる方がいるのも理解できると思います。
気になる点(デメリット)
ここまではメリットを全面に説明してきましたが、ここでは私が使用していて気になる点について書いていきます。
ラグの問題
1つ目としては、音声入力から実際に起動するまでラグがある点です。
アレクサを連携したスマートリモコンの家電操作は、インターネットを経由する仕様上、どうしても音声を入力してから若干のラグが発生してしまいます。
おそらく通信環境や、使っているスマートリモコンのスペックにもよるとは思いますが、私が使用しているLiveSmart「LS Mini」の場合、アレクサが音声を認識してから家電の操作が行われるまで1〜2秒のラグがあるように思います。
このラグが気になるという方にはあまりおすすめできないかも知れません。
スマートリモコン側のサーバの問題
2つ目のデメリットは、スマートリモコン側のサーバートラブルの影響を受ける点です。
これも、インターネットを経由するというスマートリモコンの仕様から起きる問題です。
私自身が一度だけ体験したこととして、LiveSmartのアプリ更新に不具合があり、家電の操作ができなくなるという状況に陥りました。
原因は「ユーザ数増加に伴ってサーバ側の負担が増加したため」とのことで、1日経った後に復旧しました。
このように、スマートリモコンを開発している会社のトラブルに影響を受ける点はデメリットだと思います。
最後に
デメリットもありますが、個人的にはデメリットよりもメリットが上回ると思っていますし、快適にスマートライフを送れています。
こういった新しい技術を生活に取り入れることは、最初のうちは抵抗があるかも知れません。
しかし、将来はこのようなスマートライフが当たり前の生活になっている可能性もあります。
エンジニアとしての一意見としては、新しい技術に触れて自分自身の価値観をアップデートしていくという面でも、これらの機器を生活に導入してみる価値はあると思います。
この記事を読んで、スマートライフに興味を持った方がいましたら、ぜひ取り入れてみてください。
きっと日々の生活がより快適なものに変わると思います。
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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