- 矯正治療について興味がある人
- オーラルケアについて知りたい人

こんにちは
歯列矯正を始めて半年のはしゅです
今回は、現在矯正治療中の私が実践しているオーラルケアについて、書いていこうと思います。
突然ですが、皆さんは歯磨き以外のオーラルケア(口腔内ケア)をしていますか?
実は、私も矯正治療を始めるまではオーラルケアといえば、朝晩の歯磨きくらいでした。そのため、歯の汚れを落とし切れていない箇所も多く、虫歯が存在するような状態でした。そんな私も、オーラルケアを心掛けるようになった現在は、歯科に通うたびに「しっかりとケアできていますね」と歯科衛生士の方に褒められるようになりました。
この記事の内容は、矯正治療をしていない方にも参考になる部分が多いかと思うので、皆さんにもぜひ歯磨き以外のオーラルケアについて知っていただけたらと思います。それでは解説していきます。
私が矯正治療を決意した理由についてはこちらの記事で説明していますので、ご覧いただけたら幸いです。
私が実践しているオーラルケア
早速ですが、下記が私が実践しているオーラルケア三選になります。知っているワード、知らないワードあるかと思いますので一つ一つ詳しく説明していきます。
- 朝昼晩の一日三回歯磨きをする
- ウォーターピック・デンタルフロスで歯間の汚れを掃除する
- 就寝前に洗口液ですすぎをする
朝昼晩の一日三回歯磨きをする
ここまで歯磨き以外を強調しておいて何だと思われる方もいるかもしれませんが、オーラルケアの基本は歯磨きです。歯磨きで落とせる歯の汚れは、一般的には全体の6~7割程度と言われています。つまり、しっかりと時間をかけてブラッシングすることで、半分以上の汚れは落とすことができます。
ここで私が大事にしているのが、朝昼晩の食後、つまり一日三回歯磨きを行うことです。食後は食べかすが口腔内に多く存在するので虫歯菌が繁殖しやすい状態です。そのため、私は食後5分以内に必ず歯を磨くようにしています。
ここで、『食後すぐに歯磨きをしない方がよい』という噂を聞いたことがある人がいるかもしれません。日本小児歯科学会によると、『確かにそのような論文は存在するが、それはあくまでも実験環境での話であって実際の歯にそのまま適応できる話かというとそうではない』という見解のようです。
日本小児歯科学会:食後の歯みがきについて
通常の食事の時は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことの方が重要です。
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index09.html
個人的には、食後すぐに歯磨きをしないと、歯磨き自体を忘れてしまうことが多いので、私はすぐに磨くようにしています。
ただ現実問題、お昼ご飯後に歯磨きをするのが難しい学生や社会人の方もいるかと思います。
そのような方にはリステリンのような液体歯磨きを使用することをお勧めします。液体歯磨きは正確には、歯磨きをする前に歯磨き粉の代わりとして使うものですが、殺菌成分が口の中に残るため、何もしないよりかは口腔内を清潔にできるかと思います。
デンタルフロス・ウォーターピックで歯間の汚れを掃除する
それでは、歯ブラシで落としきれない残りの3~4割の汚れはどうすればよいでしょうか?
歯ブラシはブラシという形状の制約から、歯と歯茎の境目や、歯と歯の間は上手く磨くことができません。そこで有効なのがデンタルフロスです。
デンタルフロスは、歯間掃除に特化した何重もの糸から構成されています。ロールタイプとY字型タイプの二種類がありますが、私は長く使えて経済的という点でロールタイプをよく使用しています。

使い方ですが、上の図のように歯と歯の間に入れた状態で上下に動かし、隣り合った歯の両方の面を磨きます。私がデンタルフロスを初めて使用したときは、糸に臭いがこびりついたように感じ、これはやばいと思ったものです。しかし、使用して二日、三日と経つにつれて糸から臭いがしなくなり、それ以来フロスをすることが習慣化しました。
この記事を見てやばいかもと少しでも思われた方は、ぜひ一度デンタルフロスを使用してみてください。自分の口の臭さを感じられるかもしれません。
ここまでデンタルフロスの説明をしてきましたが、矯正治療をしていると、フロスをするのはとても大変です。一本一本器具の間に糸を通して磨いていくとフロスをしているだけで非常に時間がかかってしまいます。また、フロスを使うのが難しい、面倒だと感じる方も多いかと思います。
そこでお勧めなのが、ウォーターピックです。ウォーターピックは、水流で歯の掃除を行う製品で、歯ブラシでは磨きにくい歯間や、矯正器具周りを簡単に掃除することができます。詳細な商品レビューは後々記事にしようと思っていますが、私はパナソニック製のジェットウォッシャードルツのハンディタイプを使用しています。
ジェットウォッシャードルツは、超音波水流という独自技術で、歯ブラシでは届きにくいポイントをしっかりと掃除できるので、個人的にはかなり気に入っています。現在はフロスよりもウォーターピックを使用することが多く、手っ取り早いにもかかわらずフロスと同じ程度の効果があると感じています。
就寝前に洗口液ですすぎをする
皆さんは洗口液をご存じでしょうか?
洗口液は歯磨きをした後に、ブクブクうがいをするための液体のオーラルケア製品です。「お口くちゅくちゅモンダミン」のフレーズは聞いたことがある人も多いと思います。
私はこの洗口液を毎日就寝前に使用しています。なぜ就寝前に使うのかというと、睡眠中は唾液の分泌が低下するため、細菌の活動が活発化するからです。洗口液を使うことで、寝ている間に虫歯菌が繁殖するのを抑えることができます。そのため、私は就寝前に必ず洗口液ですすぎをするようにしています。
個人的に使用している洗口液はサンスター製のGUMナイトケアです。GUMナイトケアで就寝前に口をすすぐと、翌朝起きてから口の中がすっきりしているのを実感できます。刺激が少ないタイプなので、洗口液ですすいだ後に、水で口をすすぎたい気持ちになりにくいところもお勧めできるポイントです。(洗口液ですすいだ後は殺菌作用を残すために、水ですすがないことを推奨している)
最後に
歯は一生モノです。また、一度悪くなると治すためには多大な費用と手間が生じます。
皆さんも今後の人生への先行投資だと思って、これからはオーラルケアに力を入れてみてはいかがでしょうか。
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 朝昼晩の一日三回歯磨きをする
- ウォーターピック・デンタルフロスで歯間の汚れを掃除する
- 就寝前に洗口液ですすぎをする
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