- ブログの運営に興味がある人
- はしゅについて知りたい人

こんにちは。
某大手電機メーカーで働くはしゅです。
今回は、ブログにまったく縁のなかった大企業エンジニアの私がなぜWordPressでブログを始めようと考えたのかについて、書いていこうと思います。
この記事を読むことで、ブログ運営に対する理解が深まったと思っていただけたら幸いです。
私がWordPressでブログを始めた理由
さっそくですが、私がブログを始めたいと思ったのには、大きく分けて3つの理由があります。
- 自分の考えを何の制約もなく自由に発信して、同じ境遇の人に役立つ情報を届けたい(それでお金が稼げたらラッキー)
- メーカーのエンジニアということもあり、自分で調べながらモノを作り上げるのが好き
- 技術者としての自分の価値を高めるために、Web系のスキルを身につけたい
結論から言いますと、私がWordPressでブログを始めた理由は、この3つを実現できるのがWordPressを使用して自分でブログを作成することだったからです。
それでは、ここからはこの結論に至った流れについて書いていきたいと思います。
ブログ運営の選択肢
突然ですが、皆さんは、ブログ運営には大きく分けて2つの手段があることを知っていますか?
- アメブロやはてなを代表とするブログサービスを利用
- WordPressを使用して自分でブログを作成
ブログを始めようと思っていた当初の私は、この2つの違いをまったく理解していませんでした。しかし、この2つの手段では、ブログを運営していく上でできることが大きく異なります。
ブログというと、前者のアメブロやはてなを代表とするブログサービスを思い浮かべる方が多いかもしれません。たとえばアメブロは、株式会社サイバーエージェントが提供するレンタルブログサービスです。皆さんも、芸能人や著名人などの多くのタレントブロガーがアメブロ会員としてブログを運営しているということは知っているかと思います。
一方で、WordPressという言葉はあまり聞きなじみがないかもしれません。実際、私も存在すら知りませんでした。
しかし、皆さんが知っているような多くのサイトはWordPressにより制作されています。
WordPressは一言でいうと、ホームページを制作するためのツールです。そのため、個人でも頑張れば大企業で使われているようなホームページを作成することができます。私も調べてみて驚いたのですが、日本のホームページ全体の約82.4%にWordPressが用いられているというデータもあるようで、このことからもWordPressが多くの人々に使用されていることがわかると思います。
https://news.mynavi.jp/article/20190902-885946/
自分の考えを何の制約もなく自由に発信して、同じ境遇の人に役立つ情報を届けたい
では、ブログ運営に当たって、この2つの手法では一体何が異なるのでしょうか。
結論から言いますと、両者を比較したときに大きく異なるのが、サービスとツールの違いになります。
ここでは例としてアメブロを挙げますが、アメブロはサイバーエージェントが運営するブログサービスです。そのため、ブログ運営に関するサービスの内容は、サイバーエージェントの企業方針や提供方法により変動します。
つまり、極端なことを言いますと、サイバーエージェントがアメブロというサービスを終了しますと言えば個人のブログも閉鎖及び移設を余儀なくされます。(現在は、日本でもトップクラスの規模のブログサービスのため、いきなり閉鎖ということはほぼありえませんが、そのような可能性もあるということです。)
確かに、アメブロは初心者でもお手軽に無料で始められるというメリットもありますが、その一方で意図していない広告が勝手に入ってしまう、カスタマイズ性に制約があるといったデメリットが存在します。
一方で、WordPressはホームページを制作するためのツールです。WordPress自体はあくまでもブログを作成するための手段に過ぎないので、一度ブログを作成してしまえば、ブログの運営が運営会社の企業方針に左右されるようなことはありません。
つまり、ブログを続けるもやめるもすべて自分の意志で決めることができるのです。
さらに、WordPressで作成されたブログは、アメブロ等のブログサービスと比較して、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジンからのヒットのしやすさ)に強いという特徴があります。つまり、自分が情報として発信した記事が同じ境遇で困っている人の役に立つ可能性が高いのです。
その結果、書き手にもアドセンス等で収入が入り、読み手と書き手のお互いでwin-winの関係を築くことに繋がりやすくなります。要するに、それでお金が稼げたらラッキーということです。
以上が、自分の考えを何の制約もなく自由に発信して、同じ境遇の人に役立つ情報を届けたいという私の思いをWordPressであれば実現できると考えた理由になります。
メーカーのエンジニアということもあり、自分で調べながらモノを作り上げるのが好き
では、WordPressでブログを作成するためには何をすればよいのでしょうか。以下が実際に私が行ったことになります。
- レンタルサーバーを契約する(有料)
- ドメインを取得する(キャンペーンで無料)
- WordPressをインストールする(無料)
- サイトのテーマを決定する(無料テーマもあるが、有料テーマもあり)
- サイトの外観をカスタマイズする
- 記事を投稿する
ぱっと思いつくだけでもこれだけの作業が必要です。これらの作業を基本的にはインターネットで調べながら行っていきます。余談ですが、これらの作業を行うにあたって、多くの人がWordPressで作成された記事にお世話になるかと思います。インフルエンサーの方々のサイトの完成度には驚かされます。
私自身はメーカーのエンジニアということもあり、調べながら作業することが苦にはなりませんでしたし、自分で作ったサイトが形になっていくのは非常に楽しいものだと感じました。しかし、当然そうでない方も多いかと思います。私個人の意見としては、その人その人に合う手段でブログを始めるべきだと考えています。
また、前章でアメブロのようなブログとWordPressで作成したブログの違いについて触れたと思いますが、両者の違いは賃貸住宅とマイホームのような関係を想像するとわかりやすいかもしれません。
賃貸住宅は、大家さんが所有している物件を借りるサービスですので、当然自分ができることには制約が付いてまわりますが(例えば、壁に穴を開けてはいけないというルールがあったりしますよね)、住むという意味では部屋さえ借りたらすぐに生活できるので非常に楽です。
一方でマイホームを建てるとなったら、土地をどこで購入するかを検討したり(ドメインの取得に相当します)、部屋のレイアウトや建物の外観を決めたり(ブログのレイアウトや階層構造に相当します)と多くのことを自分で決めなくてはなりません。作業としては大変ですが、自分の納得のいく家が建った時は感慨深いものがあるでしょう。
このように、ブログ運営していく上で2つの手段を選ぶポイントとしては、敷居の低さ、自由度の高さが判断材料になります。自分に合う方法で、まずは行動してみてはいかがでしょうか。
技術者としての自分の価値を高めるためにWeb系のスキルを身につけたい
最後の理由は、技術者としての私の思いに起因するものです。
WordPressでブログを運営していくとなると、多くのWeb系のスキルが必要になります。
例えば、自分で考えたサイトの構成やデザインをブログに反映させようと思ったら、HTMLやCSSといったマークアップ言語の知識が必要になるでしょう。マークアップ言語とは、簡単に言うと『記事中の見出し部や本文部をコンピュータに認識させるための言語』です。この記事の中にも見出しや本文がありますが、これらはマークアップ言語でコンピュータに認識させることでこのような形になるのです。
他にも、自分のブログのアクセス数を増やそうと思ったら、前述したようなSEOの知識であったり、Webマーケティング、アクセス解析のスキルが必要になるかも知れません。
こういったWeb系のスキルは、大企業でエンジニアとして働く私が、普通に本業だけをしていたら身につけることはできません。しかしこの先、技術者として20年30年食べていくことを考えると、このようなWeb系の知識が必要になったり役に立つ時が来るかも知れません。
将来の自分への投資、『みらいへの種まき』として今こうして私はブログを作成しています。
最後に
いかがだったでしょうか。難しいところもあったかもしれませんが、この記事を読んでブログに対する理解が深まったと感じていただけたなら嬉しいです。私自身は今ブログを書いていて、自分の考えを自由に発信できるのはとても楽しいことだと感じています。
この記事を読んで、さらにブログ運営に興味が湧いた方がいましたら、ぜひ各々の手段で行動されることをお勧めします。
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 自分の考えを何の制約もなく自由に発信して、同じ境遇の人に役立つ情報を届けたい(それでお金が稼げたらラッキー)
- メーカーのエンジニアということもあり、自分で調べながらモノを作り上げるのが好きだから
- 技術者としての自分の価値を高めるためにWeb系のスキルを身につけたい
コメント