- Amazonアソシエイトへの参加を検討している人
- Amazonアソシエイトについて知りたい人

こんにちは。
ブログ運営を開始して2ヶ月のはしゅです。
私事ですが、先日Amazonアソシエイトの審査に合格しました。
Amazonアソシエイトの審査は、年々難しくなっていると言われています。
ですので、今回の記事では、はしゅブログがAmazonアソシエイトに審査依頼をした時のブログスペックを紹介しながら、私が考える合格のためのポイントや申請後の収益について解説したいと思います。
Amazonアソシエイトとは
詳しく知らない人もいるかと思いますので、初めにAmazonアソシエイトについて説明します。
Amazon公式サイトでは、Amazonアソシエイトについて以下のように記載しています。
Amazonアソシエイト・プログラムは、コンテンツ・クリエイター、パブリッシャー、ブロガーによるトラフィックの収益化を支援します。Amazonには数百万点もの商品とプログラムが存在します。アソシエイトは使いやすいリンク構築ツールを使用して、訪問者をおすすめ商品に誘導し、適格販売やプログラムを通して紹介料を得ることができます。
Amazonアソシエイト公式サイトより抜粋
簡単にまとめますと、Amazonアソシエイトとは、ブログへの訪問者がブログで紹介されているAmazon商品を購入した際に、ブロガーに紹介料が払われるサービスです。
私自身も、何か商品を購入する際には、ブログでのレビューや評判を見てから購入するか否かを決めることがよくあるので、訪問者と運営者、双方にとってメリットのあるサービスだと思っています。
特にブロガーにとっては、Googleアドセンスと同様に貴重な収入源となるサービスですので、提携しておいて損はないでしょう。
Amazonアソシエイトへの参加
ブロガーであれば提携しておきたいAmazonアソシエイトですが、審査プロセスがかなり厳しいことで有名です。
2020年の審査規定の変更以来、3件の販売実績がなければそもそも審査が始まらないことに加えて、Amazonが求めるレベルのオリジナル・コンテンツがなければ参加は認められません。
Googleアドセンスに合格をしているようなブログでも、Amazonアソシエイトには受からないという話も珍しくはありません。
ASP経由での申し込み
このように、審査の厳しいAmazonアソシエイトですが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を経由することでも審査の申込が可能です。
ASPを経由した場合は、審査に販売実績が必要なく、本家Amazonアソシエイトよりも審査が通りやすいという特徴があります。
また、本家と同様に、Amazonで扱っている数百万の商品リンクの掲載が可能で、紹介料の倍率もほとんど変わりません(もちろんASPのサイトによりますが)。
一方で、何がデメリットかと言いますと、報酬として取り扱っていないAmazonサービスや商品があったり、売上レポートの反映が遅いという点が挙げられます。
私の場合、
Amazon公式に認められたという承認欲求を満たしたい
これだけのために本家にこだわりましたが、特にこだわりのない方であれば、ASP経由でもいいと思います。
Amazonアソシエイトの審査プロセス
2021年現在、Amazonアソシエイト公式サイトでは申請の審査プロセスについて、以下のように説明しています。
申請の審査プロセスについて
サインアップ後、一定の適格販売が発生すると、アソシエイト・チームがあなたの申請を確認します (サインアップから 180 日以内に 3 回以上の適格販売の発生が必要です)。 あなた自身による注文は審査対象となりませんのでご注意ください。 審査では、あなたから提出されたすべてのサイト (ウェブサイト、モバイルアプリ、SNS ページ) がチェックされ、Amazon が求めるカスタマーエクスペリエンスの基準に達しているかを確認されます。すべてのサイトには、たとえ広告が削除された場合であっても、しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)。また、これらは公開 (例えばクローズド・グループであったり、ペイウォールによってアクセスが規制されていない状態) されている必要があります。 不適切なサイトはいかなる状況でもプログラムに参加できません。
Amazonアソシエイト公式サイトより抜粋
上記の記述を見る限り、合格のために少なくとも以下3点は必須であると思われます。
- 180日以内での3回の適格販売(自分での注文はNG)
- 少なくとも10件の独自性のある記事
- 「不適切なサイト」に属さない
最後の「不適切なサイト」については、より細かい記述があります。以下で解説していきます。
不適切なサイトとは
先ほどのAmazonアソシエイト公式サイトの審査プロセスには、「不適切なサイトはいかなる状況でもプログラムに参加できません。」という文言があります。
ここでいう不適切なサイトとは、具体的には以下のようなサイトを指します。
① Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
② 身元情報が不十分である場合
③ リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である場合
④ サイト内の価格や在庫標記により、閲覧者に誤解を与える可能性がある場合
⑤ 法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある場合
⑥ 情報商材コンテンツ、情報商材サイトへ遷移するリンクの掲載がある場合
⑦ 露骨な性的描写がある場合
⑧ 紹介料の使用目的が寄付・支援である場合
⑨ 未成年の方のお申し込み
⑩ その他の理由で、運営規約に違反するまたは参加が不適当であると当社が判断する場合
Amazonアソシエイト公式サイトより抜粋
はしゅが気をつけたこと
上記事項に関して、私が特に気をつけたことは、以下の通りです。
- ある程度の更新頻度を保っていること(週1回以上)
- 記事数は15件(ブログ開始2ヶ月)
- 記事の中で自身の体験談に基づく独自性を盛り込むこと
- 独自ドメインを取得すること(ドメインの中に「amazon」「kindle」やその変形を含まない)
- 画像や文章で著作権を侵害していないこと
- プライバシーポリシーにAmazonアソシエイト参加者であることを明記
長々と挙げてしまいましたが、個人的には、どれもGoogleアドセンスに受かっているようなブログであれば、特別に対策することはないかと思います。
唯一個別で対応が必要なのが、最後の「プライバシーポリシーにAmazonアソシエイト参加者であることを明記」することです。
「Amazonアソシエイト・プログラム運営規約」の「10.乙がアソシエイトであることの表示」には以下のように記載されています。
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言を適時変更することがあります。
10.乙がアソシエイトであることの表示
上記の通り、申請にあたって、はしゅブログではプライバシーポリシーのページに下記の記述を追記しました。
当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
ブログのレイアウト変更や記事のリライト等は特段せずに合格することができたので、プライバシーポリシーへの追記事項については気をつけたいところです。
Amazonアソシエイト合格のために

Amazonアソシエイト参加するためには、上記画像のようにWebサイトの内容や紹介したい商品について256文字以内で説明する項目があります。
個人的には、この項目が結構大事かなと思っています。
他の項目は形式的な回答になるため違いを出しにくいですが、この項目に限っては自分のブログについてアピールができるからです。
ちなみにですが、私は以下のように回答しました(233字)。
このブログは、大手電機メーカーでエンジニアとして働く自身の経験を生かして、家電やヘルスケア製品など日々の生活を豊かにするデバイス及びソフトウェアについて紹介しています。
商品の購入を検討している顧客に対して、エンジニアである自分が実際に使ってみて感じた製品の使用感や性能検証結果といった情報を提供することを大切にしております。
私自身ユーザーとして長い期間Amazon製品に触れてきたこともあり、Amazonアソシエイトに参加することで、生活を豊かにするAmazonの各サービスを顧客に体験してほしいと考えています。
大手電機メーカーのエンジニアという専門性を出しながら、はしゅブログの趣旨をアピールしつつ、Amazonサービスを取り扱いたい旨を記載しています。
ここまで媚び媚びになる必要もないかと思いますが、これで承認の確率が1%でも上がるなら安いものです。
どんどん媚びましょう。
重要ではないと感じる点
合格のためには「プライム会員になっておいた方が良い」といったことをよく聞きますが、個人的にはそこまで重要ではないと思っています。
Amazonアソシエイトというサービスは、どれだけ多くの顧客に商品を紹介できたかが重要であり、プライム会員としてどれだけ商品を購入したかは関係がありません。
そう考えてみると、わざわざ3件の販売実績を審査開始基準に設定したのも、顧客に価値を提供できるブログかどうかを見極めるためだと考えられます。
もちろんプライム会員であることに越したことはありませんが、プライム会員でなくとも審査に通っている人はいるので、必須ではないと思われます。
商品リンクの貼り方について
訪問者に商品の購入を促すための商品リンクの貼り方には3つの方法があります。ここではそのリンクの貼り付け方について説明します。

Amazonアソシエイトに参加すると、Amazonの商品ページに、上記の画像のような「Amazonアソシエイトツールバー」が出現します。
つまり、以下の3つの方法でAmazonの商品ページへの誘導が可能なわけです。
- テキストにリンクを紐付け
- 画像にリンクを紐付け
- テキスト画像にリンクを紐付け
売上を狙うには、サイトの趣旨やレイアウトに合わせて、これら3つの方法を上手く活用することが重要です。
例えば、私もよく使っているFire TV stickを紹介する場合であれば、次の項のような形が紹介例になります。
商品リンクの紹介例
Fire TV stickはテレビのHDMI端子に挿すだけで、Prime Video、YouTube、Netflixなどの豊富な映画やビデオを大画面で楽しむことができるデバイスです。
前のモデルよりも50%処理性能が向上しているのでサクサク動作しますし、専用のリモコンがあるので操作性の面でも使い勝手が良いと感じています。
私自身も使ってみて非常にお勧めできるデバイスです。大画面でネット配信を見たいという方は、ぜひ購入を検討してみてください。
こんな感じになるかと思います。
Amazonアソシエイト申請後について

Amazonアソシエイト申請後の経緯ですが、私の場合、2020年12月16日に審査申し込みをして、3件の販売実績が発生したのが2021年1月3日、審査に合格したのが2021年1月5日でした。
つまり、審査が行われていた期間は2日間ということになります。
また、3件の販売実績を達成するまでに20日かかったわけですが、上の画像を見ていただければわかるように、年始のAmazonの初売りセール(1/2~1/5)に売上の大部分が集中していることがわかると思います。
売上を増やすために
売上を増やすために個人的に行ったことは、セールの際にTwitterでアフィリエイト記事の宣伝ツイートをしたことです。
セールなどのリアルタイム性が高いコンテンツでは、Google等からの検索流入が期待できません。
今回の結果を見ても明らかなように、初心者の方が売上を上げるためには、セールの際にSNSを活用することがポイントになると実感しています。
商品売上と収益について
規約の都合上、詳細な金額は伏せますが、Amazonアソシエイトに審査依頼を出してから私のブログでは、20日間で約3万円の売上を上げることができました。発生した収益は、4桁にぎりぎり載る程です。
正直言って驚いています。
私としては、自分が発信したいことをブログというフォーマットを通して伝えているだけなのですが、それでここまでの金額を動せたという事実に対して、驚きと達成感でいっぱいです。
また、これからも読者の方のためになる情報を発信したいというモチベーションも湧きました。
アフィリエイトに興味のあるブロガーは、ぜひAmazonアソシエイトに参加を検討してみてください。
- 審査期間は2日間
- Amazonセールの際にSNSを活用すると売上を上げやすい
最後に
今回の記事では、Amazonアソシエイトに合格するために私が大事だと思うことについて解説しました。
この記事を読んで、申請してみようか迷っている方に伝えることがあるとしたら、
「とりあえず申請してみれば良い」
になると思います。
申請自体は5分程で完了しますし、申請した段階でリンクが貼れるようになるので、クリックされたかどうかを確認しているだけでも楽しめます。
それに、申請が通らなかった場合も再度申請することは可能ですし、申請状態で売り上げた紹介料は申請が通った後も、無駄にはなりません。
このように考えてみると、申請してみることにデメリットはないように思えます。
悩んでいる方がいましたら、まずは申請してみてはいかがでしょうか。
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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