【比較】楽天モバイルユーザーの私がドコモの「ahamo」へ乗り換えを検討している理由3選

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この記事はこんな人におすすめ
  • docomoの「ahamo」について知りたい人
  • 楽天モバイルとの違いについて知りたい人

  

はしゅ
はしゅ

こんにちは。

楽天モバイル歴3年のはしゅです。

私は楽天経済圏にどっぷり浸かっている人間です。

クレジットカードは楽天カードをメインに使っていますし、楽天証券でつみたてNISAをしています。もちろん、銀行も楽天銀行がメインバンクです。

そんな私なので、携帯電話のデータ通信は楽天モバイルを3年ほど利用しています。

楽天経済圏に浸かると、あちこちでポイントがもらえますし、楽天ポイントという共通のポイントを色々なサービスで活用することができます。

このようにサービスを楽天に統一することは多くのメリットがあるわけですが、そんな私でもドコモの「ahamo」が発表されたことで、携帯電話会社の乗り換えを検討しています。

では、なぜ私は乗り換えを検討しているのでしょうか?

今回の記事では、上記の理由について3つほど解説したいと思います。

楽天モバイルについて知りたい人、「ahamo」について知りたい人、どちらにとっても参考になる箇所が多いと思うので最後までお付き合いください。

はしゅが乗り換えを考えている理由3選

はしゅのRakuten Mini

私が乗り換えを検討している理由は以下の通りです。この記事では、以下の理由について、1つ1つ解説していきます。

乗り換えを検討する理由3選
  • 高速データ通信容量の差
  • 通信の安定性
  • 月額料金が同じ

ahamoと楽天モバイルのサービス比較

乗り換え理由を説明する前に、ahamoと楽天モバイルのサービス内容について、比較していきます。

サービス内容比較表

ahamo楽天モバイル
月額料金2980円2980円
高速データ通信容量20GB無制限(楽天回線)
+5GB(au回線)
通話料金国内5分かけ放題
+20円/30秒
20円/30秒(Rakuten Link
アプリなら国内無料)
低速時の速度1Mbps1Mbps
契約場所オンラインオンライン、店舗
4G
5G
データチャージ500円/1GB500円/1GB

上の表ではサービス内容が異なる項目を赤文字にしています。これを見ていただければわかるように、両者のサービスは非常に近いものとなっています。

これは、後発であるドコモが、楽天モバイルのサービスをかなり意識した結果だと思われます。

ドコモは、auでいうところの「UQモバイル」のような自社のサブブランドを抱えておらず、「デジタルネイティブ世代に弱い」と言われていました。

今回の新料金プランである「ahamo」は、この世代のシェアを獲得することを狙いにしたプランだと考えられます。実際、ドコモの公式ページでも以下のように謳っています。

ahamoは、デジタルネイティブ世代に寄り添い、一緒に成長していくことをコンセプトに、ニューノーマル時代のスタンダードとなる料金プランとして、多くのお客さまにご利用いただくことをめざしてまいります。

ドコモ公式サイト

2980円の月額料金で20GBの通信容量」というahamoのプラン内容は、各方面に大きなインパクトを与えることに成功しているように思えます。

これまでドコモを契約してきた方はもちろんですが、格安SIMを長く利用されてきた方でも魅力に感じる方が大半でしょう。

なぜahamoはここまで安くできたのか

では、なぜ「ahamo」はここまで値段を抑えることができたのでしょうか。

この問いへの答えは「契約申し込みがオンライン限定だから」に集約されます。

先ほど示した表からもわかるように、ahamoへの申し込みはオンライン限定となっています。そのため、「ドコモショップ」のような販売店では契約することができません。

これが何を意味するかというと、「契約で多少の不明点があっても自分で調べてください」ということを暗示していると私は思っています。

ショップの経営には人件費がかかります。

2020年現在、全国に2300店舗以上あると言われるドコモショップでahamoのようなサービスの契約申し込みを可能にした場合、店舗が回らなくなることが考えられます。

厳しいことを言いますが、サービスの内容を自分で調べようともしないユーザーには、対応の時間ばかりが取られてしまいます。ドコモとしては、このようなお客さんに対応する時間は利益を生み出さない、いわば人件費の無駄遣いとなる時間です。

この点、オンライン限定申し込みではこのようなコストを抑えることができます

これが「ahamo」がここまで安い理由です。

不明点を調べるために今この記事を読んでいるような方であれば、この点は特に支障はないと思います。

高速データ通信容量の差

それでは、ここから本題に入ります。

私が乗り換えを検討している1つ目の理由は「高速データ通信容量の差」です。

先ほどの表の「高速データ通信容量」を見てみると、ahamoが「20GB/月」、楽天モバイルが「無制限(楽天回線)+5GB(au回線)」となっています。

一見楽天モバイルの方がお得のように思えますが、これにはカラクリがあります。

それは「楽天モバイルの無制限はあくまでも自社回線エリアのみ」という点です。

私はこれまで3年ほど楽天モバイルを利用してきたので実感があるのですが、楽天回線エリアと大手キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線エリアではまだまだ人口カバー率に差があります。

具体的にどんなところで感じるのかと言いますと、少し首都圏から外れた地域に行くと5GB制限のあるパートナー回線に切り替わってしまうのです。

このことは、楽天モバイルが2021年夏に全国の人口カバー率96%を目指している一方で、ドコモの人口カバー率はすでに99.999%以上を達成していることからも明らかです。

もちろん、生活の基盤が首都圏にあるような人であれば、楽天回線エリアでの容量無制限の恩恵を最大限に受けられるかも知れません。しかし、自宅が首都圏から離れていたりすると恩恵を十分に受けることは難しくなります。

ちなみに私の場合ですが、私は割と首都圏の近くには住んでおり楽天回線エリア内で生活しているはずですが、それでも月々のパートナー回線の通信量は5GB近くまで達します。

通信容量を気にせずに、快適なインターネットライフを送るためにも、月に20GBというahamoのプランは大変魅力的です。

他の格安スマホのプランでも、2980円で20GBというプランは2020年12月時点では存在しません。

通信の安定性

2つ目の理由は「通信の安定性」です。

先ほど楽天モバイルとドコモの人口カバー率の違いについてお話をしましたが、個人的には通信の安定性にも違いを感じています。

私は楽天モバイルを利用する前は6年ほどドコモ回線を利用してきましたが、やはりドコモに比べて楽天モバイルの通信は安定性の面で劣るように思えます。

例えば、地下街でご飯を食べているときにふとiPhoneを見ると通信が圏外になっていたり、お昼休みなどの混雑する時間帯には通信速度が落ちたりといった経験があります。

また、災害時などの電波が逼迫(ひっぱく)した状況下で、楽天モバイルの電話回線が繋がるのかという面でも心配があります。

この点、ahamoは「ドコモの他のプランと通信品質には一切違いがない(NTTドコモ・井伊基之社長)」と明言されているため、安心感があります。

月額料金が同じ

乗り換えを検討している最後の理由は、上記2つの理由を踏まえて「月額料金が同じ」だからです。

ここまで、ahamoを上げて楽天モバイルを下げるような話が多かったかも知れませんが、私が楽天モバイルを3年使ってきたのは、楽天モバイルが良いサービスだと思っているからです。

確かに通信の安定性という面で多少の不満はありますが、回線速度に不満はありませんしコスパという面でも他の格安SIMのプランと比較して優れていると思います。それに、なんと言ってもキャンペーンで1年間無料です。

正直、契約しない理由はないと断言できるくらいおすすめです。

しかし、無料期間である1年間が終わり、月額料金を払い始めるとなると話は別です。

先ほど解説した上記2つの明確なメリットがあることに加えて、月額料金が同じとなれば、個人的にはahamoに乗り換えない理由がないように現状感じています。

もしかしたら楽天モバイルもahamoの発表を受けて、何か手を打つかも知れません。

ですが、今この記事を読んで、なおどちらを契約するか迷っているような方がいましたら、私から言えることは一つ。

どっちも契約して1年後にどちらかを解約してください

楽天モバイルは2020年12月現在も1年間無料キャンペーンをやっていますので、1年間は月額料金が発生せず、2980円でどちらのサービスも利用できることになります。

オンラインでの契約は慣れてしまえばとても簡単ですし、eSIMであればSIMカードの入れ替えの手間もありません。もちろん、どちらのサービスも解約手数料はかかりません。

最後に

ここまでは楽天モバイルとahamoの比較について解説してきました。

最後に、携帯電話の契約について個人的に伝えたいことを書かせてください。

個人的に伝えたいこと

私は、3大キャリアの既存プランにお金を払うのは非常にもったいないお金の使い方だと思います。

例えばドコモの「ギガホ」は、各種割引なしの状態だと30GBの通信容量で月額料金7150円です。

はっきり言って高すぎます。

家族割や端末抱き合わせのプランは、顧客を逃がさないための携帯会社の策であり、顧客にとってお得でもなんでもありません。普通に端末を買って、格安SIMを契約した方が確実にお得です。

ギガホのようなプランは、サポートがいないと契約できない方や、乗り換えるのがめんどくさいといった方を対象とした所謂「ぼったくりプラン」だと思います。

ですので、携帯料金を安くするために、今この記事を読んで行動を起こそうとしている方は、ぜひ今回説明したahamoや楽天モバイルなどの格安プランに乗り換えてください。(5GB以下の低通信容量でも良いならUQモバイルやLINEモバイルなども選択肢になると思います。)

確実に今よりも良いお金の使い方ができます。

また、よく「ドコモで同じ契約を何年もしているんだから還元しろ」という人を見かけますが、考えてみてください。

契約を変えるのをめんどくさがって行動しない人に、携帯会社がどうして還元する必要があるのでしょうか?

キャリアとしては、その人は乗り換えもせずにお金を払ってくれる存在ですからそりゃそのままにしますよね。

携帯電話の料金を抑えたければ、受け身でいるのではなくまず行動してください。

終わりに

今回の記事では、私が考える楽天モバイルとahamoの違いについて述べました。

参考になった箇所、ならなかった箇所あるかと思いますが、契約を悩んでいる方の助けになったと思っていただけたら幸いです。

以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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